過去になかったクレーンゲームづくり

自社には開発をする前に、必ず心掛けていることがあります。

それは「過去になかったクレーンゲームづくり」を念頭に置いて開発するよ

うにしていることです。

でも、それほど大層なことに挑んでいる訳ではありません。むしろ、

クレーンゲームづくりの先駆者たちを競争相手にして渡り合う無謀なことを、

何とか避けたかったというところが本音でした。

【ファンファンタジア】
新参者が老舗の他社と同じことをしていては戦えないので、独自性の強い、

斬新な、もの作りに精を出すことで、会社の存在をアピールしていこうという感じです。
とはいうものの、決して未来的な新しいゲーム作りの分野を切り開いたという訳では

ありません。元々、自社のものづくりの淵源は、昔の縁日や祭の思い出の中に

登場してくる「千本釣り」や「ヨーヨー釣り」「輪投げ」「蜂の巣」「スマートボール」

などにありました。それらのゲームが顔を見せる楽しい場には、こぞって人々が集まり

賑わいが形成されていました。

そんな賑わいづくりに貢献したヒーロー達の姿を未だに追っ掛けている感じです。