KUSNOが目指す多品種製作

開発担当　楠野博美

当社に現行のライトサイズ機が登場した時、1機種で終わらせないで、

どうしても2機種目を作りたいとの思いで、

次の機種開発を担当することになりました。

その2機種目が終わったら、今度は、全部で4機種を開発して、

それらを背中合わせの形にして運営したら楽しいだろうとの発想が湧いてきて、

3機種目も担当することにしました。そしてその開発を終えて半年くらいしたら、

後に続いて4機種目が誕生しました。

何とか最初の目標の4品種の製作には漕ぎ着けましたが、

それでも何か物足りないものを感じていました。

開発した4機種とは、1) バーバーカットスカット　2) ファーストペンギン

3) バルーンホッピング 4) ツインズフェスタです。

実は4機種と言いながらも、そのうちの2機種が、

雰囲気が異なるけれども、遊戯課題が「ひもを切る」というところで

共通なのが引っ掛かっていた理由です。

本来ならば遊び方も4種類作りたかったのですが、

まあこの辺で我慢しておいてもいいでしょうとの気持ちになりました。

当初の目論見はそれなりに達成した訳ですから、

まずは納得することにしました。

KUSNOの多品種製作願望は

「一人のゲーマーさんに一カ所で4種類のゲームを楽しんでもらいたい」

という思いから出るものです。

「今ゲーマーさんが遊んでいる機械のすぐ横に、

全く別のデザインや、違ったギミックを持ったゲーム機が3台もあったら、

1台のゲーム機のみでずっと遊ぶよりも面白い係数はうんと上昇する。」

という感覚は理解できるような気がします。