ビンゴ これはラクチン! とニッコリ

開発担当　楠野博美

 

楠野製作所には、本業のアミューズメント機製作

部門と、イベント機の販売並びにレンタル部門が

あります。　　　両部門ともその柱となる商品は

アナログゲームでした。当社は創業以来ずっと

形のあるもので勝負してきました。

それなのに、最近はデジタルゲームにも興味を

抱くようになり、まずはビンゴゲームを作って

みることになりました。

 

ビンゴゲームといえば、世界中どこでも定番中の

定番ともいうべき多人数参加型のゲームですが、

楠野のビンゴゲームには過去になかった

ちょっとした工夫が見受けられます。それは一見

してすぐ分かるところの外観の見栄えです。

 

 

西洋のビンゴの外観と日本のガラポン抽選器の

外観をドッキングしたところの特長です。いわば

和洋折衷、及びゲームと抽選器の折衷という

ところに面白さを見出しました。

 

【ガラポン抽選器が回っている】

 

 

楠野製作所が作ろうとしたガラポンビンゴは、

イベントの運営者がモニターやプロジェクターに

ビンゴゲームを映し出し、参加者がその映像に

合わせて手に持っているビンゴカードの数字を

押し込んでいく遊戯内容となっています。

 

【ハナヤマ製ビンゴカード】

 

 

ビンゴ完成の時には、

ビンゴカード上部に印刷されている4つの数字

を、参加者が告げて、それを運営者が端末に

打ち込んで、ビンゴが完成しているかどうかを

判定する流れとなっています。

 

また、画像の背景が選択できる。

ガラポンが一面だけスケルトンになっている。

ガラポン内のそれぞれの球に色が着いている、

などの独自性も過去になかった特長となって

いるのです。

 

【球が出てきたところ、右の表は出球の履歴】

 

 

煩わしいQRやバーコード撮影の手間を掛けずに

ビンゴ確認ができるので、幼児を抱えた人も

車イスに乗った人も動きやすくなり、一層の

参加者の拡大が見込め、運営者と参加者ともに、

「これはラクチン！」とニッコリ微笑みながら、

楽しくスマートにイベントを進められます。

 

 

【出球が画面いっぱいに表示されます。】