良し悪しは別にして融通が利く

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良し悪しは別にして融通が利く

スタッフブログ

2019/01/15 良し悪しは別にして融通が利く

当社創業時代の主力製品の一つに、オートパチンコと呼ばれる機種が存在し

ていました。四角形の台の上に、4台のパチンコ盤を外に向けて配置して

固定するのです。使用する部材はほぼ全部が、手作り品でした。全く電気を

使わない超アナログ機でした。

 

固定台や頭に載せる看板なんかは比較的簡単に製作できます。しかし、

パチンコ盤は手作業で釘を打ったし、コインセレクタは板金で加工

しました。何もわざわざ自社で作らなくても、メーカー物を購入すれば

済むのに、先代は手作りできるものは、買わないという信念を頑なに

守っていました。

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50年前には、パチンコ球はレバーを遊技者が弾いて打ち出す方式を採っていて、

現在のようなダイヤル型の自動式ではありませんでした。一球一球をレバーを

使って親指で弾く仕組みでした。

先代は電気を使うことも嫌いだったので、このゲームも電気コードは付いて

いませんでした。不便な思いまでして、なぜ電気を嫌うのか、その理由が
後に、電気を学ぶ機会がなかったことにあったと分かった時には、愕然とした

ものでした。

 

それにしても、遊戯者が、コインシュートに硬貨入れると一定の球が出てきて、

それを連続して打ち出し、球がチャッカ―に入ると一定の数の球が遊技者に

払い出されるのですが、実に小気味よく盤面を動きまわるし、盤面の裏側に

回り込んだ球がこんどは、自らの転がり具合と、微妙な重量バランスで、

球を払い出したり、チャッカを動かしたりしている様子を観ていると、

その巧みさに驚かされることがしばしばありました。

 

この4面のオートパチンコには更に驚かされることがありました。それはビルの

中にある広いゲームセンターから特別な注文で、現場で組み立てをすることが条件付

でした。つまり、工場での最後の組み立て工程を行わないで、設置現場で100%に

組み立てる場合が結構あったからです。

 

なぜこんな半端な状態で納品するのかという疑問は、ゲームセンターに到着して

から判明して、呆れて笑ったことを思い出します。

 

現場に行ってみれば、邪魔な無粋な柱があって、ゲーム機の設置を窮屈にして

しまうということで、ゲーム屋楠野の4面パチンコなら、邪魔な柱を包むように

回り込んでの設置ができるとの話で、注文が入ったものでした。

 

昔の楠野は実に融通の効く会社でした。

 

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